Quilting Bee 

新大陸への移民たちによってアメリカに持ち込まれたキルト。

防寒用のブランケットやベッドカバーはもちろん、
婚約をした女性へのプレゼント、村の牧師さんへの感謝のしるし、
貧しい人への寄付のために作ったのが始まりでした。

祖母から母へ、そして母から娘へ…。
その時代の文化や歴史を綴りながら今日まで受け継がれてきたキルト。
古きよきアメリカの昔を感じながら、同じ趣味のもとに集まった‘Bee’たちと
アメリカンキルトを楽しく続けていきたいと思っています。

  マメ知識  

QUILTING BEE キルトトップを囲んでキルティングするパーティ(仲間)のこと。
その様子がBEE(蜂)に似ていることから名づけられた。
QUILTING キルトトップ(表布)とバッキング(裏布)の間にバッティング(芯)
を挟み、3層を一緒にステッチで縫い合わせること。
またそのように作ったもの。
PATCHWORK パッチとは「つぎはぎ」「繋ぎ合わせる」という意味。
いろいろな色や形の布を繋ぎ合わせること。
今日ではQUILTもPATCHWORKと同じような意味で
用いられている。
PIECE ピースとは「1枚」「1切れ」の意味で、1つのブロックを作るための
三角形や四角形などの各図形の部品となるものをいう。
BLOCK ブロックとは「かたまり」の意味で、
ピースを数片縫い合わせて出来た1つのパターンのこと。
PATTERN 1つのデザインのこと。
APPLIQUE いろいろな形に切り抜いた布を土台布の上に縫い付ける技法。
EMBROIDERY 刺繍。
BASTING しつけ。通常、ハンドキルティングの場合はしつけ糸でし、
マシーンキルティングの場合は糸は用いず安全ピンでしつける。
BINDING 端の始末の方法。

  始めたきっかけ  


小、中、高の家庭科の宿題は、殆ど母にやっていもらっていた私。
そんな私がなぜキルトを始めたかと言えば…。
アメリカを知るに一番の近道だと思ったからです。
キルトを通して、アメリカの歴史や生活文化を垣間見ることが出来そうな気がしたからです。

学生時代、西武デパートで開催されていた「『大草原の小さな家』展」で見たキルトに
古きよき時代のアメリカを感じ、‘アメリカ=キルト’という印象もずっと持っていました。

せっかくアメリカにいるのだからアメリカらしいものを感じたい、
そう思ったとき、最初に浮かんだのがキルトだったのです。

  出会い  


そうは思ったものの、やったこともないし道具もない。
何から始めていいのかわからず、とりあえずクラスを探そうと、
近所のクラフトショップ(キンカ堂みたいなところ)へ行き、
キルトのクラスがあるか聞いてみました。
が、「うちではやっていないわ。布を買っている人にでも聞いてみて。」と冷たい返事。

「ならば!」と、布を買っている人に
「この辺でキルトのクラスをやっているところを知りませんか?」と聞きまわりました。
そのうちの1人が、
「店の名前しか知らないけど、電話帳で調べて行ってみたら。」と教えてくださいました。
聞いておきながらメモ帳も持っていなかった私に、
小切手帳の余白に店の名前を書いて渡してくれました。
彼女がいたからキルトと出会え、今こうして幸せな時間を過ごしている。
なのに、名前も聞かず、顔も覚えていない私…。それだけが悔やまれてなりません。

さっそく調べて行ってみたFabric shop、『the Laurel Leaf』。
そこが私のキルトのスタート地点になりました。